「行動経済学はビジネスモデルをどう変えるか」岩澤誠一郎

行動経済学は、従来の合理的な経済人というモデルを乗り越えるアプローチとして、大きな注目を集めています。さまざまな場面で人は非合理的な意思決定を行っています。経営において合理的に判断すればするほど、そうした非合理性とのズレを生み出してしまう。いわば、合理性の罠に陥らないようにするにはどうすればよいのか。またそうした非合理的な人々の行動を前提としたときに、ビジネスモデルはどのような適応を迫られるのでしょうか。

9 月 25 日に『 名古屋商科大学ビジネススクール ケースメソッド MBA 実況中継 04 行動経済学 』を上梓された岩澤誠一郎教授をお招きして、行動経済学の最前線をお伺いするとともに、新しいビジネスモデルの地平を探っていきます。


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講演日時

2020 年 10 月 20 日 (火) 18:00 – 19:30 [ オンライン講演 ( Zoom ) ]

登壇者 プロフィール

岩澤 誠一郎 Seiichiro Iwasawa
岩澤 誠一郎名古屋商科大学ビジネススクール 教授

1987 年野村総合研究所入社。証券アナリスト業務に従事。2006 年から野村證券でチーフ・ストラテジスト。10 年にマネージング・ディレクター。12 年から名古屋商科大学ビジネススクール教授。13 年に同大学経済学部長に就任。専門は金融経済学・行動経済学。International Review of Economics and Finance 誌などに論文を発表。米ハーバード大学博士 ( 経済学 )。

 
 

小山 龍介 Ryusuke Koyama
小山 龍介日本ビジネスモデル学会 プリンシパル
株式会社ブルームコンセプト 代表取締役
名古屋商科大学大学院准教授

1975 年福岡県生まれ。AB 型。京都大学文学部哲学科美学美術史卒業。大手広告代理店勤務を経て、サンダーバード国際経営大学院で MBA を取得。卒業後、松竹株式会社新規事業プロデューサーとして歌舞伎をテーマに新規事業を立ち上げた。2010 年、株式会社ブルームコンセプトを設立し、現職。翻訳を手がけた『 ビジネスモデル・ジェネレーション 』に基づくビジネスモデル構築ワークショップを実施、多くの企業で新商品、新規事業を考えるためのフレームワークとして採用されている。2014 年には一般社団法人ビジネスモデルイノベーション協会を立ち上げた。著書に『 IDEA HACKS! 』『 TIME HACKS! 』などのハックシリーズなど、計 20 冊、累計 50 万部以上。