現代のビジネス環境において、革新的な技術を創出するだけでなく、それをいかにして社会実装し、経済的価値へと結びつけるかが企業の成長を左右します。
本秋季大会では、「技術を価値に転換する産業アーキテクチャ」をテーマに掲げ、アイデアを骨太な事業へと昇華させるための「ビジネスモデルの設計思想」に焦点を当てます。
システムとしてビジネスを構築する視点から、企業の価値創造プロセスを解き明かし、理論と実践の融合による新たな可能性を議論します。
講演日時
2025年11月30日(日)10:00 – 18:00
会場
iYell株式会社 本社
プログラムと講演映像
日本ビジネスモデル学会 ( BMA ) の学会員は、過去の講演アーカイブや、その資料ファイルを閲覧することができます。
学会員の方は、こちら のページより ログイン をしてご覧ください。
新規のご入会につきましては、入会の案内 ページをご覧ください。
プログラム
(登壇者 敬称略)
10:00 – 11:40
研究発表
12:15 – 13:00
ポスターセッション
13:00 – 18:00
秋季大会「技術を価値に転換する産業アーキテクチャ:新時代のビジネスモデル設計論」
13:00 – 13:10
開会挨拶
田中 謙司 日本ビジネスモデル学会 会長 東京大学大学院 工学系研究科 教授
13:10 – 14:00
基調講演「アーキテクチャがドライブするビジネス構造の変革」
白坂 成功 慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 委員長/教授
14:00 – 15:00
講演1「録食(調理のデータ化)により生み出される新産業」
野元 知子 味わう株式会社 代表取締役 ソニーグループ株式会社 食プロジェクトリーダー
15:20 – 16:20
講演2「サーキュラーエコノミーを実現するビジネスモデル」
木見田 康治 東京大学大学院 工学系研究科 特任准教授
16:50 – 17:50
講演3「テクノロジードリブン型の新規事業創出におけるイノベーションエコシステムの形成」
西村 祐哉 株式会社NTTデータ コンサルティング事業本部 ビジネス&サービスデザインユニット 部長
17:50 – 18:00
総括・閉会挨拶
田中 謙司 日本ビジネスモデル学会 会長 東京大学大学院 工学系研究科 教授
登壇者 プロフィール
白坂 成功 Seiko Shirasaka
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 委員長/教授
東京大学大学院修士課程修了(航空宇宙工学)、慶應義塾大学大学院後期博士課程修了(システムエンジニアリング学)。大学院修士課程修了後、三菱電機にて15年間、宇宙開発に従事。「こうのとり」などの開発に参画。専門分野は大規模システム開発、技術・社会融合システムのイノベーション創出方法論やシステムズエンジニアリング。2008年より慶應義塾大学大学院SDM研究科非常勤准教授。2010 年より同専任准教授、2017年より同教授。2023年10月より同研究科 委員長に就任。2015年12月〜2019年3月まで内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のプログラムマネージャーとしてオンデマンド型小型合成開口レーダ(SAR)衛星を開発。その技術成果を社会実装するために株式会社Synspectiveを共同創業者として創業。内閣府宇宙政策委員会、経産省 産業構造審議会 製造産業分科会等、多くの委員会の委員として政府の活動を支援。
野元 知子 Tomoko Nomoto
味わう株式会社 代表取締役
ソニーグループ株式会社 食プロジェクトリーダー
2019年の「録食」立ち上げから発表、事業推進を担う。25年3月に独立した新会社「味わう」を設立。26年以降、スピンオフした事業体として活動を広げていく。
木見田 康治 Koji Kimita
東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻 特任准教授
博士(工学)
2011年首都大学東京大学院システムデザイン研究科博士課程修了。日本学術振興会 特別研究員(PD)、東京理科大学工学部第二部・助教、東京都立大学システムデザイン学部・助教、東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻・特任講師を経て、2024年より現職。主としてCircular Economy、製造業のサービス化(Servitization,Product as a Service,Product-Service Systems)、サービス工学,設計工学の研究に従事。
西村 祐哉 Yuya Nishimura
株式会社NTTデータ コンサルティング事業本部
コンサルティング事業部 ビジネス&サービスデザインユニット エグゼクティブイノベーションエコシステムデザイナー
NTTデータでキャリアをスタートし、大手ITベンチャーにて事業開発者、スタートアップ経営者、コンサルタント、日系大手電機メーカーでの事業開発/アクセラ部隊部門長といったキャリアを経て帰還。
共創型新規事業創出やアクセラレーターとしての伴走型支援を多数手がける。
新規事業開発における成功再現性の向上を重視し、単独のプロジェクト支援にとどまらずイノベーション人材の育成・教育や組織づくり、プロセスや制度設計も網羅した包括的なイノベーションエコシステムの形成と定着が得意。
これらに加え世界的に実績をもつイノベーション創出手法である「FORTH INNOVATION METHOD」のマスターファシリテーターや、NTTデータ独自の“新規事業開発のドリル”ビジネスデザインスプリント(BDS)開発チームなどさまざまな“顔”で精力的に活動中。
知見を社内外のさまざまな媒体等への登壇・執筆にて発信を続けている。
また、スマートシティ/まちづくりに関する第一人者としての顔も持ち、ひとのいとなみと都市空間におけるあらたな価値創出を主眼にUDX(UrbanDX)を提唱し、推進中。
田中 謙司 Kenji Tanaka
東京大学大学院 工学系研究科 教授
博士(工学)
東京大学工学系研究科修士課程修了後、マッキンゼー・アンド・カンパニー、日本産業パートナーズを経て東京大学大学院工学系研究科助教、特任准教授、准教授、2024年2月より現職。
研究は、電力エネルギー、モビリティ、スマートシティ、小売流通を主な対象領域として、デジタル技術を活用した分散協調システム、データ駆動型のビジネス・サービスによる持続可能な社会システムの研究を行っている。講義では、ビジネス入門、物流マネジメント、データ駆動型起業演習などを担当する。
